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熱中症のお話し

 2015年夏、記録的な猛暑が日本列島を襲っています。東京では観測史上最長7日連続猛暑日となっており、熱中症へはまだまだ万全の注意と対策が必要です。対策としては、適度な水分・塩分の補給と、十分な睡眠を取るなどの普段からの体調管理です。あらためて自己管理を徹底していきましょう!
 さて、この「熱中症」という言葉はいつ頃から使われ始めたのでしょう。一般に広く使われだしたのはマスコミで騒ぎだした1997年頃のようです。言葉としては明治時代に作られたようで、江戸時代は「暑気あたり」と言っていました。因みに第12代将軍徳川家慶はその暑気あたりで亡くなったそうです。
 私が子供の頃には「日射病」の方がポピュラーで、夏の校庭では「先生!○○君が日射病で倒れました!」と言って、毎回張り切って看病していた女の子がいましたが、今ではさぞ立派な看護士さんになっていることでしょう。
 昔から、『暑さ寒さも彼岸まで』と言います。これには『辛い状態もいつかは去っていく』という意味もあります。暑い季節が去っていくように、我々庶民の生活もまだまだ厳しいこの時代から抜け出せることを願います。

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