七夕のお話し
7月を迎え、2016年もすでに折り返し地点を回ってしまいました。このままだと「あっ」というまに年末…なんてことになりそうです。
さて、7月といえば『七夕』というロマンチックな伝説があります。
天の川の西に織物が得意な織女、東に牛飼いの牽牛という者が住んでいました。天帝(星空を支配する神)の仲介もあり、2人はめでたく夫婦となりました。
しかし、2人は結婚すると天の川のほとりでおしゃべりばかりをしています。天帝が「仕事をしないのか?」と尋ねると、「明日からやります」と答えるばかりで一向に働く気配がありません。これに業を煮やした天帝は2人を離ればなれにしてしまいました。
牽牛と会えなくなった織女は毎日を泣いて暮らし、牽牛も家に閉じこもってしまい牛の世話ができなくなってしまいました。それを見た天帝は「2人が以前のようにきちんと働いてくれるなら、年に一度だけ会うのを許そう」と言い、それを聞いた2人は前よりも増して一生懸命働くようになりました。
こうして、一年にたった一度だけ7月7日に会えるようになったのです。
仕事をしていく上でのモチベーションは人それぞれです。でも、家族や恋人の存在は多くの人にとって頑張る力となっているはずです。ありがたいこと(?)に、私たちは毎日奥様に会えます。
一生懸命仕事をした後は、疲れた身体を優しい奥様に癒してもらい、明日からの仕事をまた頑張っていきましょう!