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ボジョレー・ヌーボーの話

 立冬も過ぎ、暦の上ではもう冬に入ってしまいました。昼夜の寒暖差で、皆さまお風邪など召されていませんか?
 さて、今月11月17日は「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日です。なぜ解禁日があるのかと言うと、「ヌーボー」というのは「新酒」という意味なのですが、十分な醸造を終えていない質の悪いワインが市場に出回るのを防ぐためです。
 この解禁日を設けたために、飲みたいという欲求を高め、また、イベントなどが行われることもあって、ボジョレー・ヌーボーは爆発的に売れるようになったのです。なぜか買わなければいけないような気持にさせるといった、人間の心理をうまくついているのですね。ちなみに、日付変更線の関係上、日本はフランスよりも早く解禁日を迎えることもあって世界で一番の売れ行きなのだそうです。
 商品の質を保つために行ったことが、結果的には売上の増加につながったとう最高のビジネスパターンですね。私たちも、まずは商品・サービスの質の向上を第一に考えることが大切なのだと、あらためて感じました。
 今年も残り2ヶ月を切りました。やり残したことがない様に、2016年ラストスパート、頑張っていきましょう!

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