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ゲリラ豪雨

 毎日毎日うだるような暑さが続いていますが、みなさま熱中症対策などは万全でしょうか?
 さて、九州の方では記録的な豪雨で莫大な被害が出ています。被害にあわれた方には心よりお悔やみ申し上げます。
 ニュースなどでよく『ゲリラ豪雨』という言葉を耳にしますが、この『ゲリラ豪雨』というのは正式な気象用語ではありません。意味としては『集中豪雨』と同義で、大気の不安定により突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的大雨を指すとのことです。気象庁では予報用語としてゲリラ豪雨は用いず、集中豪雨と局地的大雨を雨量に応じて使い分けているそうです。
 街中で突然ゲリラ豪雨に遭遇した場合、安全なビルの中に避難してゲリラ豪雨をやり過ごすことが大切です。しかし、短時間に想定外の大雨が降ると排水能力を超えるため、都市型水害が発生する危険性があります。ですから浸水する可能性のある低地から離れること、地下や地下街から出て安全なビルの2階以上に避難する必要があります。ゲリラ豪雨が発生する場合は、落雷、竜巻、突風なども同時に発生する可能性があるので合わせて注意が必要です。
 昨今、異常気象により、今まで経験したことのない自然災害が発生しています。自分の命は自分で守るしかないと改めて肝に銘じ、常に心構えをしておきたいものです。

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