Skip to content

 いよいよ平成二十九年も終わりに近づいております。そんな慌ただしくお忙しいところ、こんなつたない文章に目を通して下さり恐れ入ります。

 こういう書き出しで始めてみました、が、これを読んでいる人は忙しくないから読んでいるわけですから、「お忙しいところ」「恐れ入ります」という文言はいらないのでは?と思う人もいるかと思います。
 しかし、こんな一言を付け加えるだけで、相手は思いやりを感じ取ることができます。実際には忙しくなくても、自分に気を使ってくれているのだと相手は感心してくれるのです。だからこのような文章をよく使うのです。これが『気遣い』です。
 では、『気配り』とはどういうものでしょうか?『気配り』とは、「先に起こり得ることを予測して最善だと思う行動をすること」です。今、手を貸したりするのが『気遣い』で、人が困らないように下準備をしっかりするのが『気配り』です。ですから、『気遣い』は相手にも気づかせてしまいますが、起こり得る問題を未然に防ぐ『気配り』は相手の目には触れません。
 この二つはどちらも出来るに越したことはありませんし、どちらが良い悪いということではないのですが、その場その場で臨機応変な気遣いのできる人も素敵ですが、先手を打つ気配りのできる人はもっと素敵だと思います。
 では、気配り上手になるにはどうしたら良いのでしょうか?
 それは、周りをよく観察し、相手がしようとしていることや、してほしいことを判断し、積極的に先にすることです。
 気配りも的外れや過剰になると、お節介になってしまいます。気配り上手な人は、普段何気なく過ごしていても、自然と周囲のことを見ていて、人が必要としていることが自然と分かってしまうといいます。一歩引いて全体を見渡すように見ることが大事なのです。
 最近の職場では、ミスを指摘されると反抗する人や、すぐに辞めてしまう人もいて、上司であっても部下を叱ることができないといいます。ミスを指摘するのは上司であっても言い辛いものです。叱られても落ち込み過ぎない、気持ちを切り替えるなども周囲に対する気配りなのです。指摘し辛い人にならないなど、相手に気を遣わせないことが気配りにもなるのです。

 今回は『気遣い』『気配り』について色々と書かせていただきましたが、私たちの会社のようなサービス業にとっては、この2点はとても大事な要素となります。特にお客様と直接触れ合う外回りの者にとっては、お客様に対してどんな気遣いができ、どんな気配りができるかで、印象が変わってきます。
 会社としては、この部分の教育にこれからも力を注いでいくつもりではいますが、最終的には本人たちの気持ちと意識にかかっています。そこの部分も含めて従業員たちを成長させ、どこに行っても恥ずかしくない社会人に育て上げていく所存です。

来年も宜しくお願い致します。
株式会社商 藤田秀延

Scroll To Top