2019年 年頭挨拶

新年明けましておめでとうございます。

新年にあたり、ご挨拶申し上げます。

 

旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、こうして平成三十一年を無事に迎えられたことに感謝しつつ、平成三十年を少し振り返ってみたいと思います。昨年を表す漢字が『災』に決まりましたが、大阪北部地震、北海道東部地震、台風、豪雨、猛暑など、本当に自然災害に振り回された一年でした。また、スポーツ界のパワハラ問題が多くの人に、人「災」だと捉えられたとのことで、この漢字が選ばれたようです。

幸い、我社は自然災害の影響は受けずに済みましたが、人災ということで言えば人手不足に悩まされた一年でした。売り手市場の今、昨年四月時点の就職率も98%と、調査開始以来の過去最高を3年連続で更新しています。文科省は「景気の回復基調が続き、企業の採用意欲が高まっている」と分析していますが、中小企業の70%以上が深刻な人材不足と言われており、この問題は今年以降も続いていくと思われます。外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案も閣議決定されましたが、私たちの業界にはあまり関係ないように感じます。

そんな厳しい状況の中で私がやらなければならないことの一つは、少数精鋭を目指し、社員一人一人の「自主性」を伸ばしていくことです。これはバリバリの営業マンを育てるという意味ではありません。(まあ、そういう人も欲しいですが…)お客様だけでなく、自分以外の全ての人に対して、「心遣い」ができ、「思いやり」を持って接することができる人を育てることです。

「こころ」はだれにも見えないけれど

「こころづかい」は見える

「思い」は見えないけれど

「思いやり」はだれにでも見える

 

これは、埼玉が生んだ詩人・宮澤章二の『行為の意味』から抜粋要約したフレーズですが、まさに目に見える「こころづかい」や「思いやり」を、何のためらいも、駆け引きも、利害関係もなく、すぐに行動に移せる人…そんな社員を育てることができれば、大変嬉しく思います。

この詩の最後はこう締めくくられます。

 

あたたかい心があたたかい行為になり

やさしい思いがやさしい行為になるとき

「心」も「思い」も初めて美しく生きる

…それは人が人として生きることだ

 

人が人として生きること…この意味を今年一年間、社員と一緒に考えていこうと思います。

 

最後になりますが、本年が皆さまとご家族、また我社にとって実り多き一年となりますよう祈念し、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

 

株式会社商

代表取締役 佐藤 三一