『恵方巻き』について
暦の上ではもう春となってはいますが本格的な寒さはこれからです。みなさま、寒さ対策を万全に、体調管理には十分お気を付け下さい。
さて、ここ何年かで、節分に『恵方巻き』を食べるという習慣が根付いてきました。目を閉じて願い事を思い浮かべながら、恵方に向かって無言で一本丸ごとの海苔巻きを丸かぶりすることから、「丸かぶり寿司」や「丸かじり寿司」とも呼ばれています。
巻き寿司を切らず一本丸ごと食べるのは「縁を切らない」という意味が込められており、七福神にちなんで「かんぴょう」「きゅうり」「伊達巻」「うなぎ」など七種類の具材が入れられ、「福を巻き込む」という願いも込められています。関西地方では一般的な風習でしたが、その後徐々に全国に広まり、現在ではスーパー、コンビニではこの時期の一大イベントとなりました。
今では当たり前にやっていることも、元をたどっていけば商人の斬新な発想であったり、地道な努力の賜物であったりします。私たちも偉大な先人たちを見習い、何かしら足跡を残していければと思います。
ちなみに丸めてあるマットは、ちょっと見、太巻きに似ていますので、従業員達が丸かぶりしないよう厳しくチェックしようと思います。みなさまも歯型が付いたマットを見つけたらすぐにお電話下さる様、お願い申し上げます。