令和5年度 パラオ諸島戦没者遺骨収集派遣へ参加してきました
11月27日から12月13日の17日間、当社の永井創業者と清水がパラオ共和国ペリリュー島にて遺骨収集に参加してきました。
派遣団の構成
日本戦没者遺骨収集推進協会 7名
日本遺族会 3名
JYMA日本青年遺骨収集団 3名
厚生労働省指導監督 2名
遺骨鑑定専門員 2名
同助手 2名
計22名の内、我々は水戸二連隊ペリリュー島慰霊会の団員として参加しました。更に現地ではペリリュー島班11名、アンガウル島班11名の二班に別れ収集いたしました。
※作業中の画像はコンプライアンス上割愛させていただきます。
結果報告
ペリリュー島班 17柱
アンガウル島班 36柱
合計53柱収容することができました。
前回の派遣で収容したご遺骨のDNA鑑定用検体送還数
ペリリュー島 45柱
アンガウル島 75柱
※ペリリュー島の数の内2柱は三つ小島分も含みます。
合計120柱を日本に捧持・送還し12月13日に成田空港において厚生労働省に引き渡し
無事派遣を終了しました。
水戸二連隊ペリリュー島慰霊会によるクリスマスドロップ作戦
今回の派遣とは別に水戸二連隊ペリリュー島慰霊会による別ミッションを行いました。ペリリュー島現地小学校の子供たちへお菓子を用意して12月10日(日曜日)に小学校長と面談してお菓子を渡すことができました。
残念ながら日曜日だったので子供たちの喜ぶ顔を直接見る事ができなかったのですが、ちょうど今週末から年末の休校になるので我々からのクリスマスプレゼントとして子供たちに配りますと大変喜んでくださいました。
左から永井創業者・ペリリュー島小学校長・清水・市原氏
お菓子を受け取った子供たちの未来に戦争が訪れないことを祈ります。