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節分の由来

 節分も過ぎ、暦の上では春とはいえ寒い日が続いていますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
 節分といえば豆まきですが、さてここで問題です。鬼のふんどしは何柄でしょうか?・・・答えは虎柄です。(ヒョウ柄ではありません) 鬼が住むのは鬼門である丑寅(うしとら)の方角なので、鬼は牛の角と虎の牙を持ち、虎の皮のふんどしをしているのです。
 ではそもそも何故、鬼なのでしょうか?・・・「おに」という言葉は「陰(おん)」に由来します。「陰」とは目に見えない気、主として邪気のことをさし、形の見えない災害、病、飢餓など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられていたのです。この恐ろしい鬼に、穀霊が宿るとされている大豆を投げつけて退治するのが豆まきの由来だそうです。
 何気なくやってきた豆まきにも、こんな意味があると知ってちょっと感動しました。因みに、北海道、東北、信越地方では、およそ8割以上の方が落花生を使っているそうです。「雪の中でも拾いやすい」「カロリーが高いので寒い地域で好まれる」といった理由から広がっていったようです。
 物事には何でも理由や由来があるのですね。
 私たちも商品を提案するに当たって、何故この商品がここに必要なのかを分かりやすく説明し、先ほどの落花生のように、そのお客様に適した提案ができるよう、心掛けていきたいと思います。

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