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線状降水帯とは

梅雨に入り、毎日毎日ジメジメムシムシした日が続いております。来週あたりには梅雨も明けそうですが、そうなると今度は暑い暑い夏がやってきます。まだまだマスクが手放せない状況ですので、皆さま、熱中症には十分注意しましょうね。
 さて、ここのところ大雨の被害が後を絶ちません。河川の氾濫、土石流、山崩れ等々、毎年のように日本のいたる所で起こっています。この原因の多くが「線状降水帯」と呼ばれる集中豪雨によるものです。
 この「線状降水帯」は1990年代からしばしばみられるようになった現象のようで、ある一か所で積乱雲ができ、風に乗って移動した後に、風上側に新しい積乱雲が次々と発生することで積乱雲が線状に発生し続ける現象ですが、発生メカニズムはまだ解明しきれていないようです。
 線状降水帯にしろゲリラ豪雨にしろ猛暑日にしろ、ひと昔前には無かった気象現象が当たり前のように起こるようになり、その現象に対する言葉が付き、そして当たり前のように毎年繰り返されていくようになってきました。
 しかし、これらの異常気象は地球温暖化が原因のひとつと言われ、私たち人間もその一端を担っていることも否めません。
今からでも私たちみんなが地球の未来のことを真剣に考えて行動し、少しでも良い未来が来ることを願いたいものです。

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