台風ナンマドル

9月に入り、朝夕は幾分秋の気配が感じられる今日この頃です。
さて、毎年9月は台風が多く発生する月となり、今現在、日本の南海上では14号が発生し、この週末に接近しようとしています。十分注意しましょうね。因みに台風には名前があることを御存じですか？
2000年頃より、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前を付けることになりました。北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織、台風委員会（日本ほか14カ国等が加盟）によって定められており、あらかじめ用意された140個の名前を発生順に当てはめていく方法が取られているようです。
今回接近している14号には、「ナンマドル」という名前が付けられています。「ナンマドル」は、ミクロネシアが用意した名前で「有名な遺跡の名前」に由来しているそうです。
以前、アメリカでは呼び名はなぜか女性の名前で、「キャサリン」や「カトリーナ」など、気象学者の奥さんや彼女のニックネームをつけていた模様です。今だとクレームの嵐かもしれませんね。
何はともあれ昨今の自然災害は想定外の被害をもたらします。今一度気を引き締めて、注意しすぎるくらいの心構えで行きたいものです。